ボビー・
バレンタイン監督の語り下ろしエッセイ、『
ボビー流−バレンタイン監督の生き方・考え方−』が出版された。

Bobby Valentine(ボビー・バレンタイン)
マガジンハウス ; ISBN: 4838716192 ; (2005/11/16)
ボビーの野球論、人生論、教育論が分かりやすくシンプルに紹介されている。本書でボビーが伝えたいことは、こういうことらしい。
「この本を通じて伝えたいことのひとつは、状況に対して的確な対応をとる責任があるということです。このことは
グランドの上でも、グランドを離れても、同じです」(p.68)
さて、彼の根本思想は、『三つのR』である。
1. Responsibility(責任)
2. Respect(敬意)
3. Reality(現実)
ボビーは、特に、1の責任を重視しているように見える。「責任ある楽しさ」、これがボビーならではの思想なのかもしれない。また、3の現実も、彼らしい。「現実を認識するということは、自分に嘘をつかず、自分に誠実であることです」(p.8) あるがままということも度々述べている。
【語学】
「私の日本語はまだひどいものです。それでも、毎日
勉強しています。何とかしようとして、必死になって勉強したり、練習したりすれば、みんなが努力を認めてくれます。言葉の
学習においても、
スポーツをすることにおいても、このことはあてはまります。練習をしていれば、自ずとその成果が現れ、その努力にみんなが敬意を払うようになるのです」(p.17)
【教育論・知識論】
「おおげさに誰かを誉める必要はありません。賞賛とは、いい仕事をしたと認めてやること、それだけです」(p.37)
「学校はいろいろな機会を与えてくれる場所です。・・・学校以外では経験できないことがあるのです。その機会は失うべきではありません」(p.69)
「知識は、自信の源であり、活力であり、力です。知識は人間を磨いてくれます。知識が増えれば、それに従って人生の選択肢の幅が広がり、進むべき道指図してくれます。学校はとても重要です」(p.70)
「若い選手のプレイを見ていて、文句がいいたくなるのは、彼らが努力していないときだけです。努力せず、ベストを尽くそうとしないなら、否定せざるを得ません」(p.124)
【お母さんへの野球教育】
「お母さんたちに、野球について教育することも必要だと思っています。もし、私がお母さんなら、サッカーボールを与えて、自由に遊ばせることは簡単ですが、野球というゲームのやり方を知らずに、野球のボールを与え、キャッチボールをすることは難しいでしょう。だから、
子供たちに野球へ興味を向けさせるために、お母さんに対する野球教育がとても需要になるのです」(p.84)
【人生】
「ときに人生は不公平です。あるジャンルで、成功できないことはよくあります。ベストを尽くせないばかりか、未来における可能性さえ、閉ざされていることがあります。人生に耐えることは難問ですが、長い人生です、いいことも起こりますし、他人に誇れるようなことも経験できます」(p.111)
ますますボビーが好きになった



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