ひらめき生涯一教師、生涯一研究者で頑張りますパンチ


2006年03月09日

Hawaiiで見たサンセット−お気に入りの二枚−


今回の写真のベストショットを二枚。ご堪能あれ!

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この夕日の向こうに何が見える?

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懐かしさ? ほのかな甘さ?


とってもお気に入りの二枚です!

いかが?!
ニックネーム kei at 20:30| Comment(0) | TrackBack(0) | Kauai's days in Hawaii

2006年03月09日

■常夏ハワイから冬の日本へ無事帰国■



昨日、午後4時頃、無事帰国しました。

普段、学生のご両親にお会いすることはないんだけれど、今回は、18日と、長期にわたる海外だったので、多くのご両親の方々が、成田空港に、娘のお迎えに来ていた。

娘の無事帰国を、きっとはらはらしながら、待ちわびていたに違いない。笑顔というより、安堵の表情が印象的だった。預かった方の僕らとしても、努力が報われた一瞬だった。

僕は、学生一人ひとりが家路に向かうのを確認し、見送った。全員いなくなった後、思わず、その場に座り込んでしまった。緊張していた糸がぷつりと切れた感じがした。

僕にとっても、初めての体験だった。これまで個人で外国に行くことは何度もあった。もちろん楽しいだけじゃなくて、疲れもあった。けれど、こういう風に、学生を連れて、海外へ行く体験は、今まで一度もなかった。

18日間、ものすごく楽しかった。けれど、それ以上に、気を張っていた。ピリピリしていたことも少なくなかった。学生たちは、19歳以上、とはいえ、海外に慣れていない者ばかり。学生たちも、戸惑うことばかりだっただろう。それに対応することも、教員の仕事。だが、その仕事そのものが、僕には、初めてだった。だから、そんな学生たちの戸惑いに、気付かないこともあった。

けれど、いずれにしても、全員無事に帰国できた。そして、密度の濃い18日を過ごすことができた。成田空港に着いたときの学生の表情も、笑顔だった。お迎えに来てくれた親の一人も、「みんな、いい顔していますね」とおっしゃってくれた。


僕個人としては、ハワイを学ぶことができたことが大きな収穫だった。出国するときまで、「ハワイか・・ ハワイはリゾート地。英語の話せない芸能人が行く国。バカンスのための常夏の島」くらいにしか、理解していなかった。けれど、今、僕は、こういう理解を持っていない。ハワイについての語り方も変わった。

そして、「ハワイが大好きになっちゃった」、と言えてしまう自分がここにいる。


endendend

これにて、Dr.keiの研究室「ハワイ編」はおしまい。

けれど、ラーメン街道ハワイ編がしばらく続きます!

今から、現実の生活に戻ります☆

極度の疲労から、昨日10時半から今日の13時までぐっすり寝てしまいました!!
ニックネーム kei at 14:26| Comment(2) | TrackBack(0) | Kauai's days in Hawaii

2006年03月07日

Last Letter from Honolulu


ただいま、午後23時。いよいよあと12時間ちょっとで、ハワイとお別れ。あっという間の18日だった。いろいろありました。学生をたくさん叱りました。怒りました。どなりました。そして、たくさん失敗して、悩みました。そして、たくさんハワイのこと、英語のこと、こっちの生活のことについて、学びました。

一人のけが人も出ませんでした。致命的ともいえる問題も起こりませんでした。病人はでましたが、緊急を要する病人はでませんでした。「ない」ということを言える、というのは、とてもすごいことです。「無事」というのは、「事がなかった」ということ。「事」とは、問題、problemだ。<何事もない>ということは、替えがたくすごいことだ。

これまで、全くハワイに関心も興味もなかった僕だが、今となっては、本当に貴重な体験となった。「引率教員」としてのたいへんさもそうだが、なんといっても、ハワイを知ることができた、というのは、この上なき、幸せなことだった。こっちに移り住んだ日本人たちの努力があって、ハワイという外国が、身近でフレンドリーな土地となった。移民たちの苦労は、全く分からない。今から100年ほど前、どんな苦労を重ねて、この地に移り住んだのだろう。どんな思いで、この地を去っていったのだろう? 

僕らは、ハワイのことを良く知っている。もっとも身近な海外と言っても過言ではない。けれど、実際に触れてみると、知らないことばかりだった。ハワイ人とは誰か?という問いに答えられる日本人は、果たしてどれだけいるのだろうか? ハワイの歴史を学んだ人はどれだけいるのだろうか。

また、ハワイに来たいという自分が、今、ここにいる。(もちろん、ドイツほど頻繁に来ることはないだろうけれど、また是非一度は訪れたい場所となった!)
ニックネーム kei at 18:17| Comment(0) | TrackBack(0) | Kauai's days in Hawaii

2006年03月07日

honolulu 三日目

ホノルル(ワイキキ)滞在 最後の日!(いよいよ明日帰国!!)

ホノルル滞在最後の日です。2月19日にこっちにやってきて、いよいよ明日帰国します。少し名残惜しいけれど、日本での仕事もたくさんありますし、プライベートな休日も欲しいし、まあ、ちょうど良い日程でありました。

そんな最後の日。僕は、ハワイ旅行代理店の社長さん(今回のホノルル滞在の調整をすべて行ってくれた方)と、昼食を食べに行った。「YOSHITSUNE」という名前の日本料理店。見た感じは、かなり和風テイスト。っていうか、普通に「日本料理店」。ここで、当店おススメの『水炊き』を食べた。

『水炊き』は、日本でもあまり食べたことがない。だから、すごく興味深かった。ここ数年、外食といえば、ラーメンオンリー。あるいは、ドイツ料理とかイタリア料理とか、そういう偏った食生活を送っていたので、こういう和食を食べること自体がとても新鮮だった。ポン酢の酸味が、油に満ちた僕の胃袋をやさしくコーディネートしてくれた…ような気がした。

ここで窺った話がとても面白かった。

僕がハワイに来て、ずっと考えていたことがあった。それは、「なぜ日本人はかくにもハワイが好きなのか?」という問いだった。ホノルル(ワイキキ)は、「ここは日本か」と思うくらいに日本人で溢れていた。また、「海外旅行は、ハワイで始まり、ハワイで終わる」という名句があるくらいである。なぜハワイなのか?

社長さんにこの問いをぶつけたところ、彼は、穏やかに僕に語ってくれた。

「きっと、ハワイの『気楽さ』に、その魅力があるんだと思います。海外に行くと、言葉が通じないという一面が必ずあります。けれど、ここハワイは、片言の日本語を話す人はたくさんいますし、言葉の問題が少ない。だから、『また来たい』と思える。そういう意味で、気楽さがあるんだと思います。年寄りの方もたくさん来ますよ。先日は、60歳から70歳くらいの団体のツアーがありました。あと、かつては、『トリスを飲んでハワイに行こう』という言葉や、『憧れのハワイ航路』という言葉が流行りました。そういう背景もあるんだと思います。僕がこのハワイに感じる魅力は、『アロハスピリット』です。つまり、やさしくて、ゆったりしていて、親切。そういうスピリットが、日本人の心を捉えるんだと思います。こっちの人たちはやさしいでしょう?! それから、日本の古きよき伝統が残っている。かつて、たくさんの日本人がこっちに移民してきました。その当時の古き良き伝統が残っている。言葉も同じ。例えば、『はたご』という言葉を使う日系人がいる。これは、ホテルという意味なんだけど、これを日常の言葉として使う日系人もいる。また、『かたじけない』という言葉も聞いたことがありますね。最近だと、日系四世、五世の人もいますし、そういう人は、日本の伝統を大切にするんだと思います。七五三といった儀式もちゃんと残っている。ちゃんとお宮参りに行くんですよ。」

こういう話を聞いた。なるほど、と思った。こっちの人の優しさや温かさ、言葉の壁の低さ、日系人の築いてきたハワイでの日本の伝統、色んな要素が一つになって、日本人の心を捉えているのだ。同会社の社員の方も、「バリ島と比較すれば分かりますよ。バリ島になくて、ハワイにあるもの、それは、ハワイと日本の長い歴史的接触の厚さです」、とおっしゃっていた。僕が今回こだわったSaiminだって同じだ。これは、日系人の住む町に多く存在する。つまり、日本人がこっちで生み出した食文化の一つなのだ。長い歴史の中で、サイミンをはじめ、様々な独特な文化が生まれてきたのだ。

ハワイには、日本からの観光客も多いけれど、また、日本を離れ、このハワイの地で生活する日系人たちも多いのだ。がゆえに、われわれ日本人は、ハワイを愛するのだ。

ただ、最近のハワイ事情によると、日本人の観光客には、向かい風が吹いている、という。最近、日本人が、ホノルルのホテルを押さえることが困難になってきている、というのだ。一つは、アメリカ本土の客が増えてきている、ということ。二つは、ホテルの宿泊費が高騰してきている、ということがその原因にある、という。

また、ホノルルには日本人が多いが、ハワイ島には、アメリカ本土の旅行者が圧倒的に多いということも聞いた。ホテルも非常に高価であり、超高級リゾートなんだそうだ。また、白人が多く、その雰囲気に圧倒されるがゆえに、あまり日本人には受けない、という話も聞いた。この小さなハワイという世界の中にも、色んな問題が存在しているのだ。

また、サイミンの新たな情報もここで入手した。(実際に連れて行ってもらってしまった!)

ワイキキを出て、Down Townの方に向かう。King Stをまっすぐ行くと、郵便局の隣、ファーリントハイスクールの近くに、二つの老舗的サイミン専門店がある。

@ Palace Saimin(パレスサイミン) 数十年前からあるお店。日曜日、月曜日定休日。
A Old Saimin House(オールド・サイミン・ハウス) 1963年創業のお店。こちらも月曜日は定休日。

それから、もう一軒、推薦してくださったお店が、ブールバードサイミン。こちらは、日本でも情報が流れている。

まだまだ、無名、かつ、無数のサイミン専門店があると予想される。また、今後、ハワイに来ることもあるだろう。たくさんの課題を残しつつ、今回のサイミン/ラーメン探求を終えることにする。(多分、今夜、もう一軒行くことになるだろうけど・・・)

社長さんとの会食を終えて、ホテルに戻る。今日は、本当に良い天気だ。最後の夜、学生たちと共に、タンタラスの丘に行って、夜景を楽しんで、明日帰国します!!

多分、海外からの更新はこれが最後。ご愛読ありがとうございました!
(コメントを下さった方には、特にお礼申し上げます!返答は、帰国後ということでお許しください!!)
ニックネーム kei at 11:59| Comment(0) | TrackBack(0) | Kauai's days in Hawaii

2006年03月06日

ホノルルという街 


ホノルル滞在二日目。

昨日、カウアイ島からオアフ島へと移動した。二週間のプログラムを終えて、三日間の余韻に浸る。カウアイ島はのどかな田舎だったが、こっちは大都会。24時間眠らない街だった。

日本人の数も半端ではない。半端ではない、というか、すごい数だ。しかも、皆、普通に日本語で話している。はっきりいって、この島の人々は、そんなにうまく日本語を話すわけではない。けれど、皆、普通に日本語で、海外の生活を楽しんでいる。完全にカルチャーショックだった。語学(言語)にこだわってきた僕としては、とんでもない世界を見てしまった気がした。

今日は、自転車をレンタルして、ホノルル市内と市外を走り回った。市内にはたくさんの日本人が蠢いているが、一歩外に出てしまえば、あまり日本人を見ることはなくなる。市内から自転車で20分くらい行ったところにあるLIKE LIKE DRIVE IN(元祖サイミンのお店)には、日本語のメニューはあったが、日本人自体は少なかった。店員も、片言の日本語を話す程度で、英語注文したほうが都合よい。また、郊外にあるタワーレコードの店内は、もう完全に海外の雰囲気そのもの。ホノルルとはいえ、ちょっと外に出てしまえば、普通の海外・・・

とはいえ、ホノルル市内は、とんでもないほどの「Japan」だった。ずっとカウアイにいた僕としては、あわただしくて、疲れる街に感じられた。

けれど、浜辺から見た夕日は、美の骨頂であった。

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あと、残り二日。「ハワイ」という世界に触れて、自分の今後の糧にしたい。また、学生全員の無事と、何事もなくこのプロジェクトを終了できることを祈りたい。「No News is Good News」と、Isobeさんが言っていた。

本日、ラーメン3杯完食しました。
@ LIKE LIKE DRIVE INのサイミン
A えぞ菊の中華ラーメン
B 天下一品のこってりラーメン
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2006年03月06日

Kauaiからホノルルへ

カウアイ14日目、そして、ホノルルへ

いよいよ、カウアイ島ともお別れ。なんとか二週間、大きな事故もなく、無事終えることができた。

リフエ空港へ。空港内で、醤油ラーメンを食べる(詳しくは別記事で)

飛行機で約40分。ハワイの中心的な島、オアフ島へ。到着後、一同、あのパールハーバーへ行き、そして、カメハメハ王の銅像に立ち寄った。そして、ホノルル市内のホテルに。

少し、部屋で一息した後、いざ、街中へ!!

ホノルルの市内は、すごい・・・ 日本人だらけ。注意して見てみると、日本人以外の観光客もいるにはいるが、それにしてもすごい世界だ・・・ どこもかしこも日本人。そして、飛び交う日本語。ここは、一応、USAだろ?! なんでこんなに日本人が多くて、日本語が通じてしまうんだ?!??! とビックリ。いや、カルチャーショックだった。

僕がもしアメリカ人だったら・・・ きっとこんなに驚くことはないのだろう。いや、でもビックリするのかも? 「世界、どこに行っても、僕の言葉が通じる!!すごい!!」って。しかし、それゆえに、他の言語の学習が不可能となってしまうことにも気付いた。相手が自分の母国語で話す場合、こっちは日本語で答えたくなる。いや、日本語で答えてしまう。そうすると、なんだか、こっちの言葉(英語)で、話す気がなくなってしまうのだ。もちろん、こっちが英語で切り返すと、相手も英語で話しかけてくれる。けれど、語学が好きでない人だったら、きっと、外国語で話そうとはしなくなるだろう。そして、その結果、「ハワイでは日本語が通じる」という俗説が生まれ、自分があたかも日本にいるかのように、錯覚してしまうのだろう。

店に入っても、普通に、「いらっしゃいませ」と声をかけてくるし、「何をお探しですか?」と聞いてくる。日本語が母国語ではないような店員が、だ。

ただ、気付いたのは、『お店の店員』だけが、日本語を使っている、ということだ。ABCストアの店員なんかは、日本語できなさそうだし、日本の観光客を相手にしていないような場所では、誰も日本語を話さないし、きっと話せないのだろう。

なお、ホノルルにて、さっそくラーメン屋さん二軒へ。
@ ラーメンなかむら
A きわみラーメン
(詳しくは帰国後ということで・・・)
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2006年03月04日

Kauaiでの日々 13日目


カウアイ 13日目!(いよいよ明日、ホノルルへ移動!)

カウアイでの日々もあと二日でおしまい。色んなことがありました。色んな出会いもありました。学生たちとのぶつかり合いもたくさんありました(僕だけ・・・っす・・)。また、「先生」という仕事のたいへんさと、喜びもたくさん感じました。英語の難しさ、そして、英語の親しみやすさも実感しました。「教員が学生以上に楽しんでいいのか?」とも思うけど、でも、本当に楽しい日々でした。神経を使う日々ではありましたが、「良いストレス」でありました!

明日、ホノルルへ移動するので、まるごとカウアイでの滞在は今日がラスト。今日は、最終日ということで、午前中は、大型ショッピングモールで買い物(日本へのお土産など;また、このカレッジの学生たちもここに来てくれて、交流を深めていた)、そして、夕方から、『終了式』。終了式では、学生たちに、カウアイコミュニティーカレッジから、『短期留学終了証書』が送られる。

さて、ショッピングモール。僕の任務は、学生たちを見届けること。安全確認。それ以外は、自由なので、本屋さん兼CD屋さんに向かった。かなり大きなお店で、CDと本がどかんと並んであった。哲学のコーナーに行くと、ニーチェ、キルケゴール、サルトル、ヴィトゲンシュタインなどの名著がずらりと並んでいた。ローティーとかはなかった。教育のコーナーに行くと、いわゆる学習教材がたくさんあり、その隣に、ひっそりと、「教育学」関連の本が置いてあった。そこを見ていたら、デューイやモンテソーリの本があったので、あるだけ買ってしまった。フレーベルの本も探したのだが、置いてなかった。岩波文庫やレクラム文庫のような、いわゆる『文庫』は、置いてなかった。あと、心理学関連の本もとりあえず見てみた。

本を色々と物色していると、26歳の青年が僕のところにやってきた。その手には、日本の漫画(英訳)があった。僕が、「あ、Mangaだ!」と言うと、ニコッと笑って、その青年は、僕に、色んな漫画があることを教えてくれた。そして、「来てよ!」と言って、僕を漫画コーナーへと案内してくれた。そうしたら、すごい量のコミックが並んであった。ドラゴンボールやGTOやランマ1/2や幽々白書など、ポピュラーなコミックから、僕も聞いたことのない名前のコミックまでもがあった。「僕は、漫画が大好き。カレッジでは、ARTを勉強したんだ」と話してくれた。そして、彼のコミックコレクションを話してくれた。ドラゴンボールZが大好きなんだそうだ。最後に、「僕が書いた絵をあげるから、住所を教えて」と言ってきたので、教えてあげた。26歳なんだけど、すごく幼い感じの青年で、かわいかった。

CDと本を物色してから、Saiminを食べに行った。今回は、中華レストランのサイミン。味は、まあ、そうね、う〜ん、・・・って感じでした。(詳しくは、別記事で)

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2006年03月03日

Kauaiでの日々 12日目!


カウアイ島 12日目!

今日も、朝9時半に集合(規則正しい生活をしているもんだ)。

今日は、またPreschool(幼稚園)へ訪問。訪問する学生は、前回と違うけれど、僕にとっては、二度目。だいたい活動の内容が分かるので、不安はない(というか、今回の海外は、学生の安全に対する不安はあるが、語学的な問題が少ないので、非常に楽)。子どもたちの手厚い歓迎を受け、一緒に歌を歌ったり、ゲームをしたり、おりがみを折ったりして、楽しいひと時を過ごした。ちなみに、今回訪問した幼稚園は、創立22年、私立の幼稚園だった。とりわけハワイ語に力を入れている幼稚園で、先生たちも積極的にハワイ語で子どもたちに話しかけていた。ハワイの伝統を守るその姿に、何度も心打たれた。逆に言えば、ハワイの伝統は、非常に危うい状況にある、と考えていいだろう。異人種が集まる小さな島々のハワイ。そして、海外からの訪問客がとてつもなく多いハワイ。そんなハワイで、もともとの文化や言語を守ることは容易ではないだろう。

ここでの活動を終えて、昼食(いつものように学食で。僕は午後、ラーメンを食べるので、学生たちの様子を見ているだけだった)。

午後は、ハワイアンクッキング。今日でおしまい。今日は、アンパンやドーナッツやクリームパン。そして、シュークリーム。そして、スープを作った。学生たちも、積極的に調理に参加していて、楽しそうだった。しかし、特記すべきは、そのスープ。このスープは、『チキン・ライスヌードル』というハワイ料理で、これはまぎれもなく「ラーメン」だった。つまり、最後のハワイアンクッキングでは、ハワイのラーメンを作ってしまったのだ!作り方は、シンプル。鶏ガラと鶏肉で、チキンスープを取り、そこに、玉ねぎを加え、コトコト煮込む。そして、そこに、ライスヌードルを入れて、さらに煮込む。そして、完成。これがまた、意外と美味くて、満足できた。

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そして、スクールバスに乗って、帰宅。

いよいよカウアイでの生活も終わる。あと2日だ。あっという間だったなあ、というのがホンネ。バタバタしていて、すごい勢いで時間が過ぎていった。学生たちにとっては、どんな二週間だったのだろう?
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2006年03月02日

Kauaiでの日々 11日目

カウアイでの日々 11日目

今朝、学生が一人ダウン。学生がダウンした場合、教員の一人が、留学プログラムに参加せず、宿舎に残ることになっている。学生が「いざ」というときのために、待機するのだ。これまで二人の学生がダウンしたが、引率代表の先生が宿舎に残ってくれていた。だが、今日は、僕がお留守番。突然の「部屋待機」に、ちょっとビックリ。けれど、予定外の「空白の時間」に、わずかに、安堵のため息。午前から午後にかけて、日記を書いたり、のんびり本を読んだりして過ごした。ダウンした学生の体調が良くなることを祈りつつ・・・

午後4時半から、カウアイ・コミュニティー・カレッジの先生、学生たちとの野外の会食。これまでは、先生として来ているので、ちょっと遠慮していたけれど、少しはこっちの学生と話してみよう、と思い、自分からガンガン話しかけてみた。(kei、本領発揮!)

そこで、面白い話。

韓国から来た大学院生の女の子と、こっちの学生ライアンと、三人(+1)でした会話。



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2006年03月02日

Kauaiでの日々 10日目



カウアイ 10日目

今日の予定は、午前中が、小学校見学、午後は、ハワイアンクッキングとリーフ造形。今日は、シンプルだ! 今日も、どうか平安でありますように・・・(こういう風に祈ると、実際には、ろくなことがない・・(汗))

午前中は、小学校見学。早速、予定外のことが起こった。全員で校内を見学するのかと思ったら、とつぜん小学校の教頭(?!)先生が、四つにグループを分けてくれ、と申し出てきた。教員は2人しかいない・・・ でも、小学校ということもあって、こちらの先生方も優しくしてくださり、無事に見学はできたし、さらに、皆、クラスの子どもたちと「おりがみ」の実践をさせてもらえた。幼稚園や保育園よりはやりやすそうだった。

そして、昼食をとった後、ハワイアンクッキングとリーフ造形。学生たちも、三回目とあって、非常に慣れてきている。ただ、こういう実践は、言語的理解が非常に重要なので、学生たちには少し難しすぎるように見えた。ハワイアンクッキングの場合、見よう見まねでなんとか料理そのものは作れるが、細かい準備や、微妙な表現を理解することができていない。シェフのNishiさんがとても温和な方で、紳士だったので、ことはうまくいった。だが、学生たちにとっては、どうだったのだろうか??

今日は、本当にすごい色んなものを作った。(詳しくは帰国後、写真を添えてお伝えします!)

普段、学校内だけの関係なのだが、こういうところに来ると、普段気付けない学生たちの一面を知ることができる。あるいは、日常生活では隠されている側面に気付くことができる。それは、良いことでもあり、悪いことでもある。今日は、その悪いほうが出てしまった。(二度、怒ってしまった・・)

事実的には、無難な1日。だけど、心理的には最もハードな1日だった!

(先生ってやつは、怒ったり、叱ったりしたあと、フォローしなければいけないのだ!怒りっぱなしでは、すまないのだ!!)
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2006年02月28日

Kauaiでの日々 9日目!

カウアイ 9日目(月曜日)

さて、このハワイでの『仕事』も、折り返し地点。これからがたいへんだ。僕自身、そして、学生たちの気が緩みだすからだ。「慣れ」ということほど、怖いものはない。慣れてくることで、気が緩む。そして、思わぬ事故やアクシデントに遭遇する。人生、どこにいても、そんなものだ。ここで、こっちが「慣れ」てしまうと、全体への注意が散漫となり、思わぬ事態に遭遇することになる。もちろん、人生、思わぬ事態に遭遇することは、何度もある。けれど、注意していればなんでもないことであっても、不注意や傲慢さによって、取り返しのつかないことを引き起こす可能性もあるのだ。安全で平和なカウアイであっても、外国は外国。備えすぎて備え足りないことはない。

この時期に来ると、学生たちの生活も二つに分かれてくる。会話や理解がうまくいかず、頑張って勉強しようとする学生と、語学や相互理解という目標を断念し、とりあえずその場をしのぐ学生。これを言い換えれば、他者(他国)理解へと向かおうとする学生と、自分の殻(日本という殻)に留まりつつ、自分の殻の中に入ってきてくれる人だけと付き合おうとする学生との二つに分かれてくる。この二つは、外向・内向というメンタリティーの問題ではない! あくまでも態度(存在様式)の問題である!

ホームステイの余韻を残しつつ、今日は、午前中、英会話・日英交換授業を行い、午後、スミス・トロピカル・パラダイス(Smith’s Tropical Paradise)という総合植物園へと行く。午後の植物園は、観光の匂いが強いかもしれない・・

午前中の英会話のクラス。エリック先生と会えるのが楽しみだった。どこか、彼にシンパシーを感じているからだ。今日は、そのエリック先生の具体的な生き様を聞くことができた。

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どんな話を聴いたかというと・・・



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2006年02月27日

Kauaiでの日々 8日目(日曜日)


今日は、John Isobeさん、Brian Yamamotoさん、そして、女性のコーディネーターの方にブランチを招待されていた。午前九時に、迎えに来てくれて、一行、北カウアイ島へ。

この島の北から西への交通網は、ヘリコプターのみ。険しい山々が存在するため、北西の道路は作られていない。本当に大自然がそのままのこっている。

北方面で、とても有名な『プリンスヴィル・リゾート(Princeville)』に、連れて行ってもらった。大自然の中に、優雅に聳え立つリゾート。見る者を圧巻させる。(リフエから車で40分くらい)

このリゾートは、もともと日本企業(サントリーが筆頭株主、日本信販と三井物産)がオーナーだったらしい。だが、2005年3月、プリンスヴィル・アソシエイツにすべての株が売却されたそうだ。(そもそもこの地域は、最も古い牧場地帯だった)

この地には、ほとんど日本人の姿は見られない。昼時にレストランに入ったのだが、すべてハワイ−アメリカ人だった。もちろん日本語など全く聞こえてこない。(日本人が集まるのは、ホノルルのみと、皆が言っていた。僕らが知っているハワイは、ホノルルであって、ハワイ全土ではない!! 「ハワイでは日本語が通じる」という俗説は、ホノルルでのみ通用するのであって、全土に通用するわけではない)

さて、こんなレストランでした。

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ここには学生がいないので、会話は、主に「大人」の話題。今後、この留学システムをどうしていったらいいか、あるいは、どのようなプログラムが可能か、といった話題で盛り上がった。で、「いずれは、僕に、レクチャーをしてもらいたい」、とまで言ってきてくれて、ちょっと嬉しかった。Yamamotoさんは、熱心に、「こちらの学生たちにも、日本の文化や習慣を是非教えてあげてほしい」と、言っていた。僕らの学生たちも、ただ英語やハワイ文化を学ぶだけでなく、こちらの人たちに、日本のことを教えてあげて欲しい、と。ただ、そのためには、学生たちに、語学力、プレゼンテーション力、表現力が必要となる。なかなか簡単な話ではない。ただ、お互いに、もっと素晴らしいプログラムを作ろうというコンセンサスがあり、スタッフの熱い思いを知ることができた。

そうそう! ここでのブランチはとにかくすごかった。超一流ホテルのブッフェだ。すごく豪華だった。カニの山盛りなんて、生まれて初めてだ。ローストビーフなんて、ステーキ二枚分くらいはあった。サラダの種類は20種類以上。パン、ライス、ソーセージ、てりやき、フルーツ、ケーキ、そして、ハワイアン料理・・・ とにかく何もかもがゴージャスだった。ハンドメイドの「オムレツ」は、シンプルなんだけど、日本のオムレツとは違って、これもまた魅力的だった。

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今日、招待してくれた三人は、すべて日系三世の人。もちろん、日本語はほとんど話せない。もともとおじいさんorおばあさんが、こちらに移住してきたのだという。しかも、広島が多い。「HIROSHIMA」という言葉を、こっちで何度聞いたことか。広島とハワイの関係を調べてみるのも、面白いだろう。「なぜ多くの広島の人間がハワイに移住したのか?」

やはり三人とも、ハワイの人。議論は好きだし、お話も大好き。僕に、「あなたは何を教えているのか?」と聞かれ、教育学と社会福祉学・児童福祉だ、と答えると、「じゃあ、人間の発達について教えたりするのか?」とつっこんできた。そこで、僕は、「いや、発達という言葉は、われわれの学問とは逆の発送だ。発達という観点から、人間の一生を考えると、老いについての説明が難しくなるし、老人の発達という考えはあまりいいとは言えない」と、必死に、たどたどしい英語で答えた。そうしたら、コーディネーターの女性は、「ああ、分かる気がするわ」と、理解を示してくれた。そして、「人間は様々ですものね。発達も人それぞれだわ」と答えてくれた。で、僕は、一言、「例えば、障害者の・・」というと、「oh, I see」と、一言返してくれた。こういう言葉の間(行間)での理解も、大切なコミュニケーションだと思った。

あと、この島にも、Kashiwagiという人がいるらしく、非常に有名らしい。そのKashiwagiさんも、僕と同じように、エネルギッシュな方なのだそうだ。女性のコーディネーターの方は、僕を見て、「あなたは、本当にエネルギッシュよね」と、言ってくれた。嬉しかった!




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2006年02月26日

kauaiでの日々 6日目


早いもので、ハワイでの滞在も6日目を迎える。学生たちの疲れもちらほら見え出す頃だ。僕も、時差ぼけで、睡眠不足はある。が、心地よい疲れであり、むしろ、リラックスしている感じがしている。やはり、海外は、僕にとっては、最高のリラクゼーションだ。

ハワイにいて、こういうのも何だが、また近いうちに、プライベートで、ドイツでのんびりしたい。もちろんハワイは素晴らしいし、本当に気持ちよい。ただ、個人的には、やはりドイツという国に、思いは向く。多分、語学の問題が一番なのだろう。何をするにしても、英語よりは、ドイツ語の方が楽だ。リスニングにしろ、ヒアリングにしろ、ドイツ語の方が、ストレスにならない。また、知的興奮という意味でも、ドイツ語の方が、そのモチベーションが大きい。海外に何を期待するかは、人それぞれだろう。リラックスするために海外に行く人もいれば、知的興奮・世界認識の拡大のために海外に行く人もいる。あるいは、world peaceのために海外に飛び出す人もいる。出会いを求めて海外に行く人もいる。仕事を求めて海外に行く人もいる。海外に飛び出す理由は、実に人それぞれだ。が、大きく分ければ、「休みに行く人」と、「学びに行く人」と、「働きに行く人」の三つに分かれるのだろう。僕は、生涯学び人として、「学びに行く人」だ。海外は、日々の喧騒を離れ、リラックスできると同時に、貴重な学びの場ともなる。日常の自分自身を見直せるいい時間が流れる。

さて、今日は、National Tropical Botanical Gardenへ行く。植物学(Botany)の専門のMr.Yamamoto氏の説明を聞きながら、膨大な敷地を歩く。総面積は、「100エーカー」だ。1エーカーは、10平方チェーン(1チェーンは22平方ヤード、20、12平方メートル)であり、4840平方ヤードである(1平方ヤードは、3平方フィート、91、44平方センチメートル)。とすると、100エーカーは、(201,2)×100平方メートルということか。まあ、いずれにせよ、このガーデンは、100エーカー、約40ヘクタールという広大な敷地の中にある! 

見たことのない植物や、なじみの植物が、次々と目の中に入り込んでくる。その中で、天使のトランペットという花があり、とてもロマンチックな植物だった。

(ただ、僕は、まったくと言っていいほど、植物に無知であり、これらの植物の価値がよく分からなかった・・)

このガーデンの中で昼食。なんと、用意されていたのは「お弁当」。おにぎり二つ、スパム、肉2種類、煮物がついていた。

この昼食の間に、ここで働く僕と同世代の女性と出会った。うちの学生たちに声をかけていたのがきっかけだった。エレンさん(29歳)。この島に来て5ヶ月と言っていた。短時間だったので、そんなに深く話し込めなかったが、この島に来て、一番歳の近い人とであったので、嬉しかった。

エレンさんに、「29歳?! じゃあ、同じ世代だね。ボンジョビ知ってる?」って聞くと、ニコッと笑って、「もちろんよ」と答えてくれた。さらに、「new kids on the blockは?」と聞くと、「もちろん!」と言った。その後、「ブリトニーは・・・」と聞くと、フフフと笑って、「違うわよね」と答えてくれた。この瞬間、同じ時代を生きてきたんだなあ、ということが、お互いにはっきりしたように感じた。「同じ世代だね」と僕が言うと、「ホント!」と、強調して応答してくれた。そんなエレンさんは、テキサス州出身で、日本にも一年間住んでいたという女性。最後に、僕が、「ずっとここで働くの?」と聞くと、難しい顔をして、「う〜ん、分からないわ」と、一言。そして、笑顔で、「でも、ここは本当に大好きよ」、と話してくれた。

その後、コンドミニアムへ移動。しばらくの間、学生たちは、ホームステイ先に行く準備を行う。学生たちは、初めてのホームステイに、非常にナーバスになっていた。学生のOさんは、「ああ〜、ドキドキする。実習のときの緊張を超えた!!」と、話していた。また、Kさんは、何も言わず、困った顔をして、「はあ・・」とため息をついていた。

学生たちをホームステイへと送り出して、本日の労働は終了! 
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2006年02月24日

Kauaiの日々 五日目!

カウアイ5日目。

早いもので、こっちに来て5日が過ぎた。この5日は、本当に密度が濃い。濃厚すぎるくらいに濃厚だ。留学プログラムも素晴らしい。二日目に、こちらの学生による野外の歓迎会(交流会)。三日目には、市庁舎の人によるこの島のガイドラインの説明。四日は、本格的な授業や交換授業。さらには、文化交流。5日目には、(今日だが)幼稚園・保育園の訪問。この時点で、明らかに旅行やバカンスとは全然違うものになっている。しかも、一つの場所で、集中的に生活をするので、(『学ぶ気』さえあれば)この島の生活や文化やその背景などを垣間見ることができる。この数日間の中で、いったい何人の人と出会っただろう。いったいどれだけの話を聞いてきただろう。こんなことは、絶対に、旅行ではありえないことだ。十数年にわたって、地道に丁寧に行われてきたプロジェクトの重さを実感する。こちらのスタッフの方も、本当に良くしてくださっていて、本当にありがたい。

さて、今日は、午前中、待望の保育園訪問。

コピー 〜 IMG_1826.JPG

そして・・・




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ニックネーム kei at 13:49| Comment(3) | TrackBack(0) | Kauai's days in Hawaii

2006年02月23日

Kauaiでの日々 四日目!


カウアイ島 四日目!

ハワイの滞在においては、とにかく時差ぼけが辛い。朝起きるとき、日本では夜中の三時ころ。で、ハワイで寝るとき、日本ではまだ午後七時。夜は全然眠くないし、朝はとにかく眠い。ドイツは逆。夜はとにかく眠くて、朝は、早朝に目が覚めるし、すっきりしている。この違いは、短期滞在の場合には、とても大きな意味を持っている。

さて、四日目。いよいよ、カウアイコミュニティーカレッジでの勉強が始まる。このカレッジは、現在700名の学生を抱えている。この人数は、特に多いわけではなく、むしろ学生数は減ってきている、と言う。このカレッジの教員のヒロコ・メリット先生も、高校に出向き、カレッジの説明・案内を行っている、と話していた。昨日も梅ちゃんが話していたが、この島の少子化問題は非常に深刻なようだ。また、ヒロコ先生も、この土地の物価の急激な上昇について、指摘していた。数年前に比べて、土地の価格は三倍以上に膨れ上がっている、というのだ。その理由は、本土の裕福なアメリカ人たちが、この島の土地を買い取って、それをこの島の住民に高額で販売しているから、だという。もちろん、土地の所有者たちは、この島に住んではいない。仕事はない、住む家も持てない、その上、何もない、たいくつ、それゆえに、若者たちは、この島を離れていく、というのだ。午後、たまたまこのカレッジの18歳の学生と話していて、僕が、「このカウアイ島はどうなの?」と聞くと、女子学生が、こういった。「それは人によりけりね。都会好きな人にとっては、この島は退屈でしょう。で、冒険好きな人にとっては、この島はGOODでしょう」、と。で、僕が、彼女に、「あなたはどっちのタイプ?」と聞くと、苦笑いを浮かべつつ、「私はこの島で育ってきたし、ずっとここだから・・・ 分からないわ」、と答えてくれた。なるほど。もし彼女が、アメリカ本土へ行き、数年暮らしたとしたら・・・ きっと彼女は、自分がどっちのタイプであるかに気付くことだろう。けれど、もし前者だったら・・・ きっと島には戻らないのだろう・・・

さて、カレッジ。ここは、非常に大きな敷地に、一階立ての建物が、数十個、ゆうゆうと聳え立っている。なぜ平屋の建物しかないか、というと、もともとハワイでは、<やしの木よりも高い建物を建てない>という文化が根付いているからだ、と聞いた。また、広大な敷地が存在していて、縦に建物を延ばすよりも、横の方が、コストパフォーマンスが良いのだそうだ。また、ハワイには地震がなく、日本のように耐震対策が整っていない。しかし、1992年のハリケーン以降、徐々に、災害対策も考案されつつある、という。なお、このカレッジには、教養学部、経済学部、看護学部、工学部がある。一番大きいのは、教養学部だそうだ。このカレッジを出た後、働く人もいれば、さらに勉強を続ける学生もいる。現に、このカレッジの学生の卒業生たちの中には、実際にすでにホテルなどで働いている若者もいる。黒人のJoh君(28)は、ここの学生だが、結婚していて、奥さんが働きに出ているらしい。そうそう、カウアイの男子学生諸君は、ケセラセラな人生、行き当たりばったりの人生を送っていると聞いた。ノリ的には、イタリア人っぽいのかな? というか、熱い国なので、あまり思考することは好きではないらしい。けれど、中には、文学少年や、哲学好きな学生もいた。僕は、今回、教員という立場でハワイに来ているので、こっちの学生も、僕を先生として認識している。昨日も、一人の真面目そうな学生と話していたら、彼が哲学好きであることが分かった。特に、東洋哲学に興味がある、と言っていた。そこで、プラクティスをしてみた。僕が、「ここにコップがあるよね。じゃあ、なぜここにコップがあるの?」と、問うてみた。そうしたら、「いや〜、僕ののどが渇いていて、僕がここに持ってきたからだよ」と、答えてくれた。そこで、僕は、「それは分かる。じゃあ、なぜここにコップがあるということを君は知っているの?」と、尋ねた。そうしたら、絶句して、「Umm…」と言っていた。しばらくして、「このコップが僕に見えるからだよ」と答えた。僕は、「じゃあ、ここにコップがあるのは、君が見えているからだね?」と確認すると、「yes」と言った。そこで、僕は、「じゃあ、目に見えるものが、あるものなんだね?」と尋ねてみた。やはり、彼はyesと言った。「目に見えるものが存在しているものだ、と言うのであれば、愛は存在しないんだね?」と僕が言うと、彼は、また苦笑して、「いや、愛は感じるんだ(I feel love)」、と、言った。「じゃあ、感じるものが存在するものなんだね?」と僕が問うと、再びうめいて、「分からない」と、答えてくれた。そうして、「僕も分からないんだ」と言って、お互いに笑いあった。こういう真摯で、考えることの好きな学生もいるのだ。そんな彼は、学食で、ヘルマンヘッセを読んでいた!

さて、僕の学生たちは、というと、午前中、二つの授業に参加した。一個目は、英会話の授業。二つ目は、日本語−英語の交換授業だった。

英会話の授業は、日本で13年英語を教えてきたという男性のエリック先生だった。やはり日本での生活が長いだけに、日本人に分かる英語を話してくれた。僕も、非常に勉強になった。「英語から英語を理解する」、という実践を行ってくれた。ここでも、僕は、エリック先生と教師として会話を行うことができた。これまでは、「学生」として、「旅行者」として、海外に来ていた。が、今回は、初めて、「教員」として、海外にやってきている。だから、交流する先生方も、スタッフの方も、カレッジの学生たちも、普段は見せない部分を見せてくれる。そこが、すごく面白い。もちろん驕っているわけではないが、「一学生」として見られない心地よさはあった。エリック先生は、大学院で国際経済学を学んだ方で、語学教師をしつつ、研究活動を行っているようだ。或る意味で、僕の同業者にあたる方で、僕の研究にも関心を示してくれていた。彼の目を見たとき、話さなくても分かる何かがあった気がした。「僕は、日本の中学校、高校、大学で英語を教えてきた。僕は、日本の中学生、高校生は大好きだ。けれど、大学生は・・・・」と言って、苦笑した。何か、伝わるものがあり、これ以上、僕は何も言わなかった。

二時間目は、ヒロコ・メリット先生のクラスの学生たちとの交換授業。日常会話の内容を、英語、日本語で、それぞれ表現して、それをお互いに学びあう、というすごい実践だった。特に、日本語の場合、「敬語」の単元だったので、日本の学生たち自身が、敬語を分からない。僕も自信がない・・・ 学生たちも、自分たちの言語の無知さに気付いたような、気付かないような・・・そんな感じだった。

午後は、フラダンスの実践。人生初のフラダンスだったので、僕も、学生に混じって、フラダンスに挑戦してみた。なかなか面白かった!

そして、夕方頃、コンドミニアムに帰宅。その後、夕食の買出しへ。

スーパーの帰り道、たまたま、通り過ぎた車のガソリンの入れ口に、奇妙なステッカーが貼ってあるのを、二人の学生が見つけた。「あれ、何なんだろう?」という疑問が浮かんだようだ。僕は、「じゃあ、聴いてみよう!」ということになって、運転手さんに声をかけた。「質問してもいいですか?」と尋ねると、中にいた運転手の女性は、「もちろん、いいわよ」と言ってくれた。「このガソリンの入り口についているステッカーは何なんですか?」と、聞くと、ステッカーをはがして、僕に渡してくれた。「Support our Troops」と書いてあった。聞くところによると、イラクにいる米軍の人やその家族の方々への応援の意思表明のステッカーなのだそうだ。「多くのアメリカ人は、このステッカーをつけているわよ」とのこと。さらに! このステッカーを僕の学生にプレゼントしてくれたのだ! しかも! この女性、この島に住んでいて、小学二年生の担任をしている現役の小学校の先生だったのだ!! せっかくのチャンスと思い、学生たちと、この先生と立ち話をすることに成功した。「あなたにとって、良い先生ってどんな先生ですか?」と、聞くと、少し笑って、「私は良い先生じゃないわ」と言って、申し訳なさそうな表情を浮かべた。「とにかくeasyにやってるわ、easyにやることがいいわ。私は、先生の仕事が大好き。15年教員をやっているけど、本当に大好きだわ。ストレスはあるけれど、良いストレスなの!」と話してくれた。さらに、僕は、「日本には、児童虐待の問題があります。この島にはどんな子どもの問題がありますか?」と尋ねると、女性の先生は、「やっぱり、貧しい子どもの問題。それから、親がドラッグをやっている子どもの問題が深刻なのよ」と、この島の問題を教えてくれた。「親がドラッグをやってしまっている場合、祖父母が面倒をみることになるの。けれど、それができないなら、施設にあずけるしかないのよね」。

今回、短い滞在だが、この島の抱えている深い問題が、垣間見えてきた気がした。

僕らは、ハワイをどう認識しているのだろう。日本人にとって、ハワイはただの観光地でしかないのだろうか。ハワイも、人の暮らす一つの世界だ。人が暮らす場所には、問題がある。教育や福祉の問題は、世界のどこにでもある。子どもやお年寄りの問題は、どの国であっても、生じるものであり、人間に特有の悩み・困難・苦しみなのかもしれない。もちろん政治や法といった社会科学の問題であるが、またそれと同時に、人間学的な問題でもある。ハワイを学ぶことで、また世界に対する認識が一つ変った気がした。
ニックネーム kei at 14:17| Comment(0) | TrackBack(0) | Kauai's days in Hawaii

2006年02月23日

kauaiでの日々 三日目


無事、三日目が終わった。今日も丸一日、外出だった。

9時半、バスに乗り込み、カウアイの州都リフエの市庁舎へ。そこで、在カウアイ日本人の役人の「梅ちゃん」さんと対面。彼の案内で、市庁舎を一周した。彼によると、現在、カウアイの人口は、5万8千人。徐々に、人口増加傾向にある。しかし、若者のアメリカ本土への移動、つまり、少子化の問題を抱えている。なぜ若者が島から離れていくか。この島には、カレッジしかない。カレッジ卒業後、本土の大学へと進学する。本土で生活すると、カウアイ島の物価の高さに気付く。カウアイ島は、とにかく物価が高いのだ。昨日も、「この島で、持ち家を手に入れるのは、非常に難しい」という話があった。若者にとって、この島は、決して住み心地の良い島ではないのだ。そういう話を伺った。

また、梅ちゃんは、この島の映画撮影の権利を島の役人として提出している。日本から、たくさんの俳優がやってくるらしい。今回は、唐島利明(?!)と山口智子夫妻の写真を見せていただいた。また、この島は、ジュラシックパークの撮影場所であった。とにかく、映画の撮影にうってつけの場所なのだ。そういう映画の話も聞かせていただいた。

この市庁舎で、アジア顔の高齢の女性二人と偶然出会った。最初、英語で普通に会話をしていた。そうしたら、「あんたらは、どこからきたんかい?」と、日本語で話し始めた。びっくりした。話を聴くと、この二人の母は、日本人。広島の人らしい。広島にも幾たびも訪問している、という。また、その一人の甥っ子が、早稲田大学に行っていたらしく、誇らしげに教えてくれた。僕が、「早稲田大学は頭のいい大学ですね」と、英語で言うと、嬉しそうに、「yes」と答えてくれた。

市庁舎を出て、バスで、カウアイコミュニティーカレッジへ。このカレッジは、なんだか、かつて僕が留学していたコンスタンツ大学に似た、モダンなカレッジだった。広々としたキャンパスに、一階立ての建物が、のんびりと建っていた。

このカレッジの学食で、昼食。いわゆる学食で、昼食を食べた。ライスが普通についているところが、ヨーロッパとは違うところだろう。ライスの存在は、本当に大きい。パンを主食とするヨーロッパとは全然違う。焼きそばもついていた。こっちは、マクドナルドで使われているようなハンバーガー用のパンがメインで、ライスもメインディッシュだ。

午後は、学生二手に分かれて、文化交流。一つは、ハワイの葉を使った造形クラス。そして、僕が担当となった、ハワイ料理実践のクラス。シェフは、Nishiさんという方で、日系ハワイ人だった。もちろん日本語は話せない。教員は僕一人で、結構困った。が、もう今日からは、英語のレッスン。僕が通訳翻訳することなく、そのまま英語を通して、クッキングを楽しんだ。不思議なもので、言語が自由でなくても、料理は作れる。先生の見よう見まねで、料理はできてしまう。なんとも不思議なものだ。

完成したハワイクッキングは、伝統的なハワイアン料理。

これは、僕らの夕食になった。

そして、4時頃、コンドミニアムに帰宅。今日のプログラムはここでおしまい。

僕は、近くにある、でっかいショッピングモールをぶらぶら当てもなく歩いていた。そうしたら、とある店で、アロハシャツを見つけた。しかも、かっこいい素晴らしいシャツを見つけたので、衝動買い。46、77ドル

夜は、学生たちと、幼稚園訪問の際のおりがみ実践の検討。事前検討に2時間くらい議論した。おりがみとはいえ、海外の子どもにどれだけ通じるか、分からないが、とりあえず、やれる範囲で、できる限りレベルの高いことがしたい。けれど、言語の壁があったり、事前準備が手薄だったりして、なかなかレベルが高まらない。そういうもどかしさが僕にはあった。

しかし、時差ぼけは深刻だ。現在夜中の25時。全然眠くならない。日本時間では、現在、20時25分。そりゃ、眠くならんわけだ・・ 

時差ぼけに関しては、ドイツの方がずっとまし。夜は、すぐに眠くなるからだ!!!
ニックネーム kei at 14:15| Comment(0) | TrackBack(1) | Kauai's days in Hawaii

2006年02月22日

in Kauai こんなところで生活しています!


こんな部屋にいます〜〜!!

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とっても、素晴らしいところです!!

www.plantation-hale.com
ニックネーム kei at 11:37| Comment(0) | TrackBack(0) | Kauai's days in Hawaii

2006年02月21日

kei from Kauai

ハワイ二日目。

昨日は、異様に長かった。日本、19日の夜成田を発ち、19日の朝、ハワイに到着。そして、カウアイ島に着いたのが、19日の昼過ぎ。そして、夜20時頃、睡眠

20日(月)は、大統領の日で、ハワイは休日。しかも、朝から雨。カウアイ島の冬は、雨が多いとのこと。雨が降ったりやんだりの繰り返しだった。

僕の滞在するエリアは、カウアイ島の中心地、リフエから7マイルくらい離れた場所で、とにかく、ラーメン屋さんがない。というか、飲食店そのものがない・・ だから、コンドミニアムで、自分で料理をしなければならない。が、ショッピングセンターで、出来合いのものを買うことができるので、ハワイ料理を食べることはできる。

今日は、学生とバスで、浜辺の大きな公園に行き、カウアイコミュニティーカレッジの学生たちと交流した。いろんな人がいて、誰が誰だかわからないくらいだった。それほど、多くの人たちが、僕らの訪問を楽しみにしてくれていた。しかも、ハワイのハンバーガー(すべて手作り。ハンバーグも手作り。これがめちゃめちゃ旨い!!)や、スパムおにぎりなどを用意してくれていた。これが、とんでもなく美味しかった。最初、学生たちがうまくこっちの学生と交流できるかどうか、心配だったけど、食事やゲームを通して、心を開いていったかのように見えた。楽しい時間を過ごすことができた。

(先生として来ているので、カウアイ現地の大人たちとの会話を味わうことができた。今回の留学のお世話をしてくださっているドーンさんは、かつて五年間ドイツに暮らしていて、ハワイでドイツの話題で盛り上がった。また、こちらの女の子にドイツ語を教えたり、と、貴重な体験をすることができた!!)

こちらの人たちは、本当に様々な人種の人たちがクロスオーバーしていて、肌が黒いのに、おばあちゃんが日本人だったり、アジアの顔立ちなのに、白人の子どもだったりする。本当に様々な人間たちが、長い歴史の中で、交流を交わし続けてきたんだということが垣間見えた。ドイツとの比較でしかないが、こちらの人たちは、実に日本のことを知っている。僕が、「ドイツでは、日本と中国の区別の付かない人もいる」と言ったら、愕然としていた。それほど、ハワイでは、日本や日本文化が慣れ親しんでいて、身近なんだと思う。知り合いに日本人がいるのが当たり前とも言っていた。

外は雨。こんな素晴らしいところで、仕事ができるなんて、本当に夢のようだ。

もちろん、英語のリスニングに苦しんでいるが、ドイツ語の時の苦しみよりもいい。親切だし、フレンドリーだし、また、英語という身近な言語だから、苦しみとともに、喜びがある。学生たちも、言葉の壁に気付きはじめている。しかし、まさにこの「言語の壁」に気付くことから、国際交流は始まる、と僕は思っている。海外旅行だけを楽しむのなら、言語を学ぶ必要もないし、言語の壁に苦しむことはない。けれど、言語の違う人間と豊かな交流を行いたいと思うなら、やはり、「言語の壁」、つまり、「理解を阻むもの」の存在に苦しむはずだし、言語を学ぶ必要性を強く感じるに違いない。
ニックネーム kei at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | Kauai's days in Hawaii

2006年02月20日

無事、ハワイ、カウアイ島に着きました!



ついに、ハワイに着きました!!!

こっちは、めちゃめちゃ熱いです!!さすが常夏のパラダイス

人もすごく温かいし、景色、見晴らしも最高。

パソコンも、問題なく、接続できたし!!!

とにかく、カウアイ島、すばらしい世界です。

人口5万5千人、日系ハワイ人も多く暮らしている。現地のスタッフの方の話だと、日系人たちも、とても快適に毎日を送っている、とのことでした。

本当に、人間の手の入らない、すごい素敵な街でした。!
ニックネーム kei at 13:28| Comment(1) | TrackBack(0) | Kauai's days in Hawaii

Auf Wiedersehen!!

DEAR NEXT!!