「次世代のムーブメントを起こすのは誰か?」
そんな問いがグルグルまわる中、新たに注目されつつあるバンドが「シド」。(SIDとも表記される)

マオ、しんぢ、明希、ゆうや、の四人組。結成は2003年(若いんだろーな・・)。デランジェやラルクを世に送ったデンジャークルーが現在一押しのグループだ。今回のアルバム(セカンドアルバム)は、元ラルクのSAKURAとの共同制作となっており、その点も面白い。
シド・オフィシャルホームページ
http://www.sid-web.info/
シドは面白い。最初登場した頃は、ムックやメリーなどレトロなロックって感じかなと思っていたんだけど、最近になってさらに進化の兆しを見せている。
そう、80年代テイストがフルに入ったポップス系ロックというか、ニューミュージックロックというか、なんとも30代の心をくすぐるロックなのだ。「チェッカーズ系ビジュアル?」?? カルロストシキ&オメガドライブ系ビジュアル?? レトロ系(演歌調)でないので、一層新鮮さがあるのだ。そして、マオの歌がまた良い。ちょっとガクトっぽいのが気になるが、徐々に改善されていくだろう。また、サウンドの幅も広くて、聞き手を飽きさせない。ジャジーな曲やバラード、ムード歌謡などなど。『その代償』の出だしなんて、チェッカーズよ!!!ふふ。
ディル、ガゼットのようなシャウト・ラウド系でもなく、ムック・メリーのようなレトロックでもなく、ポストボウイ系でもない、微妙なラインにいるシド。これからどうなるか、本当に楽しみだ。彼らのかつての曲をi-TUNEでダウンロードできるのはとても嬉しい。
「7月20日にリリースしたDVD+CDコンビネーションアイテム「paint pops」は初回限定盤10000枚は予約のみで完売!独特の「哀愁歌謡」だけでなく、彼らの持つ「pop」な部分が展開され話題となった。アルバム先行発売となった最新シングル『Sweet?』と『paint pops』よりDVDのみに収録されていた「アリバイ」「微熱」CDより「合鍵」を含む全11曲を収録した待望の2nd ALBUMが早くも完成!独自のジャンルを確立しつつあるシドが放つ11曲の短編小説は!?」
http://www.shinseido.co.jp/jpop/vrock/sid.html
【全曲コメント】
1.林檎飴
これ、本作で一番おススメ。とっても切ない歌詞がGOOD。80年代テイストたっぷり。タムドラムが80年代!! サウンドも超ニューミュージックロック。サビの「この部屋には・・」ってところが、どうも新鮮なメロで、なじんでしまった。で、新しい曲なのに、聴いていると昔を思い出してしまう。不思議な曲だ。イントロは安全地帯??っぽい。
2.アリバイ
サビからはじまる曲。なんかラルクっぽいかも・・ バックのホーンが印象的。トランペットやトロンボーンの音がなんともいえない哀愁をかもし出している。切なくてオシャレ。レトロっていうよりは、やはり80年代サウンド。ギターの裏のカッティングが心地よい。また歌詞に「久留米駅」が使われていて、情緒あふれている。この歌詞、いいわ〜〜〜 「受話器の向こう 影一つ アリバイ作り入念」という一節はいくら考えてもよく分からない。
3.その代償
チェッカーズサウンドだぜ、これは・・・っていう感じで始まる。セクシーでメロウな一曲。これもホーンが使用されている。夜中に恋人になる前の恋人と聴きたい曲かも。ムーディーだから、いい気分を演出してくれそう。これもホントにいい曲だわ・・
4.キャラメル
またまたスローテンポな曲。結構ポップだな。なんかこれだけ聴くと、ゆずとかジュークとか、そういうフォークグループの曲のような感じ。ビジュアルの曲じゃねーな・・と思ってしまった。でも、シドっぽい。。これもやはり80年代だな。。いや、これは90年代かな。
5.合鍵-unplugged ver.-
さらにスロー。。三曲連続でスローはきついな。それぞれいい曲なんだけど、ここまでスローが続くとくどいかも。でも、この曲自体は、めちゃめちゃいい!!!! 裏のナイロンギターの音がなんとも・・・ これはリメイク版。こっちの方がいいなと個人的には思う。暗さ、せつなさ、悲しさがひしひしと伝わってくるぞ! この曲は一人で真夜中に酒を飲みながら聴きたい曲。思い出を思い出しながら・・・
6.星の都
アルバムのタイトル曲だけど、かな〜〜〜〜〜〜り地味な曲。ポップで、ミディアムテンポ。これもへたしたらゆずっぽい・・ あ、でも、ゆず系とビジュアル系の融合と考えれば納得できるかも。普通にいい曲。。。。「夢の続き 見たくなったら 何度でも許される時代」っていう歌詞に心打たれた・・・
7.エール
80年代バンドブームのノリとゆずのテイストとビジュアルの勢いが融合した感じ?!ラルクっぽさも感じられる?! あるいは夏のガクト??!! 七曲目にしてやっとロックっぽい曲が・・ サビのメロディーなんか聴いていると、本当にポップセンスがあるなあ・・と思ってしまう。ホントに良い曲だな・・・
8.Sweet?
シングル曲。「林檎飴」と似た感じのニューミュージック系。こりゃ、たまらない・・ 久保田っていうか、REVというか、なんというか。六本木とかが似合いそうな曲。ダンサブルでおしゃれ。シンセの入れ方とか、ギターソロの音色とか、とってもニューミュージック!! 都会派のドラマの主題歌とかにしてほしい・・・ それかアニメ?!
9.依存の庭
まったりしてるなあ・・・ どろんどろんって感じ・・ ドラムは打ち込み。なんか救いようのない感じがいい。。。これ、個人的に超気に入った。。だるいだるい・・・ ループしてる感じがB-Tっぽい。歌詞は全くもって不可解。。そこもGOOD☆
10.刺と猫
出だしからジャジー。横浜で聴きたい感じ・・(どんな感じじゃ?!) でも、とにかくオシャレ。夜のネオンにぴったり。バーで流しても絶対OKでしょ?!?!鈴木雅之に歌ってもらいたい・・・かも。。 途中の「ラララ」ってところ(サビ?!)でテンポがアップしてていい感じ。シドの音楽の幅の広さが実感できる。。気持ちいい曲だ。これも、夜に恋人と聴きたい曲だなあ・・・
11,微熱
最後にドカンとくるかな?!と思いきや、全く逆で、バラード。普通にバラードっていうのは、実はこの一曲だけかも?! 普通にいいバラード。うーん、、こういう曲で終わっちゃうと、なんか地味な印象が強くなってしまうなあ・・・ でも、いいのかな?! ニューミュージックの王道っぽくって、、、
全体的なイメージとしては、オシャレ、真夜中、恋という言葉が浮かぶ。また、落ち着いていて、よくまとまったアルバムという感じ。もうすこし1とか8みたいな曲があると嬉しかったなあ・・・・・
![image[1].gif](http://sehensucht.up.269g.net/image/image5B15D.gif)
![Powered by 269g[ブログ・ジー]](http://269g.jp/img/269g.gif)